[ジェーンスー]私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

 

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 はじめてジェーン・スーさんという存在を知ったのは、稲垣吾郎さん司会の「ゴロウ・デラックス」です。
(本の紹介をはじめ、様々な作家さんが出演するという素晴らしいコンセプトの深夜番組。本好きな私は見逃すまいと毎週録画して視聴しています。)

ちょうど前後して、当時「ニュース23」のキャスターをしていた膳場さんがファンであると公言されているのも偶然拝見し、「女性の支持の厚い方なんだな」という印象を受けました。

彼女がラジオパーソナリティだということも知りませんでしたが、短い番組の中からも話術が巧みで面白い女性であることが ダダ漏れで、これは本を買って楽しまなければ!と翌日本屋に走ったのを覚えています。
が、残念なことにうちの最寄りの小さな本屋には在庫なし。
amazonさんにお世話になりました。

「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」

タイトル通り、未婚の女性の生態を紐解くようなおかしみを与えてくれると同時に、自分に当てはまる項目にぶち当たると、「おお…」と思わず声が漏れてしまいます。見透かされたような気がして気恥ずかしくなったり、身につまされる思いがしたり。
私は既婚なので、未婚の妹(36歳)を思い起こしつつ、当てはまる項目を指折り数えたり。
読者の置かれている立場や環境によって様々な感情を掻き立てられる内容です。

本書は冒頭にも記載されているように、これは「未婚の女性を結婚に導くハウツー本」ではなく「警告書」です。
筆者の経験のみならず、筆者の未婚の友人との会話からヒントを得て、それを101並べてみたとか。

読後感じたことは、ここに登場する女性たちは、男女関係でちょくちょく失敗したり、思うようにいかないことを経験しつつも、アグレッシブで、仕事もできて、自由になるお金もあって、自分に自信があって(過信の場合もありつつ)、最高の女友達を持っていて、自分の人生を自分で切り開いていっているポジティブな女性たちばかり。
歳を重ねるごとにどんどん人生が楽しくなっている。
未婚をエンジョイしすぎて、今更結婚することに躊躇いすら感じている。
未婚であることを全くネガティブにとらえていない。

ある意味、既婚で窮屈な生活を強いられている身としては、羨ましくなっている。そんな気持ちにすらなってくる本なのです。